Interview

人事経験を持つエンジニアがZENKIGENで実現したい「採用のあり方」

Togami Ryota

戸上 凌太

テクニカル・エバンジェリスト

Profile

戸上 凌太(とがみ・りょうた)

2013 年に株式会社ディー・エヌ・エー新卒入社。エンジニアや技術コンサルタントとして 、8本の新規サービス立ち上げに参加。その後、人事へ移動し、新卒エンジニア採用リーダーとして、AI 領域の優秀人材を多く採用し、個人最高賞の社長賞を獲得。2018年12月に ZENKIGEN に転職し、AIを用いた感情解析サービスの立ち上げ、大手外資企業のアクセラレーションプロジェクトで最多投票を獲得。

夢を追いかけるために大企業を飛び出した

ZENKKIGEN入社前の戸上さんについて教えてください。

僕のファーストキャリアは、DeNAのエンジニアです。8本の新規サービスを経験したのち、新卒エンジニア採用リーダーとして活動していました。大企業を1社目に選んだのは、自分が出来ることを増やし、大きなことを成し遂げるためです。

DeNAの仕事で成果を出し、仕事を楽しんでいるように感じましたが、なぜ会社を飛び出したのですか?

それは、長年の夢である「世界の許容力を上げること」に挑戦できるタイミングだと思ったからです。実際に退職後、夢の実現のためにスタートアップを立ち上げ投資家を回りました。ただ事業プレゼンではサービスの数値的な部分しか見られず、ビジョンマッチする投資家にもなかな出会えませんでした。気がついたら僕も、数字ばかり追いかけるようになっていて……。そこから自分が経営者になるよりも、良い起業家のもとでサービスの実現に注力した方が合っていると考えるようになりました。

いろいろな企業がある中で、なぜZENKIGENを選んだのでしょう。

一番はZENKIGENのビジョン「テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する」に自身の思いが内包されていると感じたからです。また、「スピード」、「尖ったコンセプト」、「事業規模」の3点を満たせる開発体制があり、自分の理想を実現するのに最も近い環境だったことも後押しになりました。

「候補者の幸せを一番に考えたい」人事経験者が考えた新サービス

期待を胸にZENKIGENへ入社されたと思いますが、実際に働いてどうでしたか?

2018年12月にエンジニアとして入社しますが、そこから一度も「この仕事をやりなさい」と言われたことがありません。そのため会社が何を期待してるかを考え、ゼロからエンジニアが働くための土壌づくりを行いました。前職の経験を生かし、働くために必要な体制や開発フローの構築、開発チームの雰囲気作りなど、チームが働きやすくなる取り組みを進めました。

現在は、面接官を支援するサービス「ZIGAN(ジガン)」の早期事業化に向け、立ち上げ期から取り組んでいると伺いました。

はい、そうです。 ZIGANの開発に携わる一方、 テクニカル・エバンジェリストとしてセミナーなどでプレゼンや技術紹介も行なっています 。このサービスの特徴は、オンライン面接の録画データをAIで解析し、応募者が面接官に対して抱く印象を「信頼度」や「尊敬度」といった指標で示すことができる点です。「面接における質の向上」を目的とし、 現在は複数社とPoC(概念実証)に取り組んでいます。
このサービスには、 「 アフェクティブ・コンピューティング」と呼ばれる、 仕草や声の抑揚などから感情を推測する技術を取り入れています 。ZENKIGENはこの分野で世界に通用するプロダクトをつくることを目指し、東京大学をはじめとした複数の機関と共同研究をしながら開発を進めている最中です。

AIの中でも最先端の技術が使われているZIGANですが、なぜこのサービスが誕生したのですか?

この背景には僕がDeNAで人事をしていたときの経験が関係しています。どうしても採用活動は企業主体になりがちです。僕も人事経験者ではありますが「採用目標ありき」の仕事が嫌で、人事ポジションの打診を受けた時に一度断ったぐらいです。
実際に人事として活動したときも、最初の半年はほとんど採用をせず、学生を知ることを心がけました。ときには、候補者にマッチしそうな他社を紹介したこともあります。採用を意識せず行動していたら、いつのまにか自社に合いそうな学生を就活生から紹介しもらえるようになりました。企業側の視点だけで行動していたら、この結果にはならなかったと思います。これらの経験から候補者の幸せを考えたサービスを提供したいと考えるようになりました。
ここでサービスに話を戻しますが、よくあるコミュニケーション解析は、ほとんどが発話者、つまり面接官の解析です。本当は聞き手となる候補者がどのように思うかが大切なんです。候補者がどう感じるかを可視化することで、企業や面接官に考える機会を意図的に提供したい。その想いを詰め込んだのがZIGANです。

スタートアップで働くなら「覚悟」を持ってきてほしい

戸上さんから見て、ZENKIGENに向いているのはどのような人だと思いますか?

本気で自分が叶えたい夢を持つ人です。その思い描く夢と会社のビジョンがどこかで重なると、なお良いと思います。ZENKIGENは創業3年のスタートアップということもあり、あらゆることが日々変化する組織です。一方、ビジョンに向かって突き進むという姿勢はずっと変わらないと感じています。これまで、ざまざまな事業を立ち上げてきた経営陣が本気で事業を設計しているので、自身の夢を叶えるための第一歩を踏み出す場所としては良い土壌だと思います。

皆さんへのメッセージをお願いします。

DeNAにいたからなおのこと感じますが、スタートアップという環境は、主体的に学び行動していく力、そして変化を楽しむマインドが求められます。個人に与えられる裁量や自由はありますが、ZENKIGENは制度や教育体制を整えながら走っている最中です。だから会社への憧れではなく、ぜひ覚悟を持ってきてほしい。覚悟を持ってこの環境を楽しみたい方と一緒に働けることを楽しみにしています。

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