Interview

人生をかけてやりたいことは何か?」三菱商事を飛び出してスタートアップに飛び込んだ理由

Miyamura Masanori

宮村 昌則

セールス

Profile

宮村 昌則(みやむら・まさのり)

1991年青森県生まれ。転勤族の家庭に生まれ、小学生のうちに6県に住む。早稲田大学商学部に入学後、アイルランド留学、スペインでのインターン、スリランカでの井戸掘りなど海外で積極的に活動。2014年新卒にて三菱商事株式会社入社。海外販売会社の 貿易、経営企画 業務に従事し、4年目にはメキシコ駐在。2020年7月に株式会社ZENKIGEN入社。現在は エンタープライズ攻略チームの立ち上げ、マーケティング施策立案・実行からセールスまでをカバー 。

「自分の人生を生きているのか?」自問自答をきっかけに転職を決断

前職の三菱商事では、海外でも活躍されていたんですよね。

はい、三菱商事では新卒入社4年目にメキシコ駐在となり、現地で事業管理を行っていました。学生の頃から海外への興味が強く、当時からアイルランド、スペイン、スリランカ をはじめ40ヵ国程回りました (笑)。商社では 海外の現場の最前線で働く醍醐味も味わうことができ 、正直「ずっとこの企業でも良いかな」と思っていました。

総合商社の仕事を楽しんでいる様子がありありと想像できます。そんな宮村さんが、なぜスタートアップへ転職したんですか?

それは、「社会人人生でやりたい事は何だろう?」と考える機会があったからです。
今でこそ笑い話ですが、実は前職でタイへ出張した際、同僚と腕相撲をしたら左腕を複雑骨折してしまって。現地で手術をしたものの、神経麻痺で左手が全く動かなくなりました。帰国後の受診で「治るかは分からない」と医師から絶望的な一言を言われてしまい、すがる思いでリハビリを続けた結果、1年弱でなんとか完治しました。
その時にふと、「 これほど精神的に辛い 状況で本当にやりたい事 に従事できているのか ?自分の人生を生きているのか?」と将来について改めて考えたんです。少なくとも、「今の仕事ではないな」という結論になりました。
三菱商事は、グローバルで大きなプロジェクトに関わることができ、 上司、同僚、後輩ともに本当に優秀で魅力的な人がそろった 素晴らしい会社です。その 一方で、個人の想いやビジョン のために働くことはなかなか難しいと感じていたからです。

ZENKIGENに出会ったのもその頃ですか?

そうです、転職活動をしているタイミングで出会いました。 自分の場合は怪我がきっかけでしたが、上司のパーソナリティや組織の雰囲気によって辛い状況に置かれている人、また素直にしんどさを伝えにくい環境に置かれている人が周囲に非常に多いと感じていて……、そこを変えたいと考えていました。
そのため、ひとりひとりの能力がより発揮される環境づくりやメンタルケアに焦点を当て、転職先を探していたんです。そんな僕がZENKIGENに入社を決めたのは、「テクノロジーを通じて、人と企業が全機現(※)できる社会の創出に貢献する」という壮大なビジョンに心から共感したからです。
※全機現(ぜんきげん):禅の言葉で人の持つ能力の全てを発揮するという意味を持つ。

新しい産業を創るという実感とやりがい

実際、スタートアップに飛び込んでみてどうですか?

先が読めない中で自ら切り拓いていく感覚は、前職よりもかなり強いです。商社では、ある程度過去の実績から予測出来たものが、ZENKIGENのようなスタートアップだと手法から何から、一体何が当たるのか全く分かりません。
また、スタートアップということもありひとつひとつのビジネスが進む速度がとにかく早い。故に、自らの行動に対するフィードバックは結果としてすぐに見えます。
今日やった仕事が市場からどのような反応を受けているのか。毎日寝る前に考えるだけで、翌日の仕事が楽しみなくらい、日々ワクワクしています。まさに不確実性が高い環境ということが、働く楽しさにつながっています。

逆に、難しさを感じるのはどのような点でしょう。

強いて挙げるなら、やりたいことがたくさんあり、時間が足りない点です。市場自体が圧倒的なスピードで変化し、成長を続けています。自らがその流れをリードしていくため、毎日山のように学ぶ必要があります。
業務で身につく力もありますが、SaaSビジネスや人事領域などの知識を日々アップデートする必要があり、まさに「走りながら考える」を実践しています。僕の場合、そんなヒリヒリ感がむしろ楽しいです(笑)

大手でもスタートアップでも活躍する人材の共通点は「仮説検証力」

大企業でもスタートアップでも活躍するために必要なことは何だと思いますか。宮村さんの経験も踏まえ、教えてください。

「仮説検証力」です。仮説で終わらせるのではなく、自らの行動によってその検証を行う力を言います。企業規模によらず、どのような環境においても、必要な能力です。成果を上げるために求められることは、どこでも変わらないと思っています。そのため、完璧でなくても良いから、自分の仮説を持って行動することが大切です。

こうした環境で学びたい人や自分の能力を試したい人には、ZENKIGENはワクワクもヒリヒリも感じさせてくれるはずです。